名護市の辺野古基地移転問題は大きくマスコミで取り上げられていますが、
もう一つ、見過ごす事が出来ない基地問題があります。
東村高江のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)の建設。
沖縄本島の北部は「山原(やんばる)」と呼ばれる深い森があります。
この森には「ヤンバルクイナ」や「ノグチゲラ」などの
絶滅の危機に瀕した希少な動物などが棲息している地域です。
その地域の太平洋側に東村があります。
実はこの「山原(やんばる)」という地域は
広範囲で米軍のジャングル訓練地帯。
その為に開発されずに豊かな自然が残されているという
皮肉な現状もあります。
その軍事訓練地域の一部が返還されることになっていますが
返還される土地の中にヘリパッドがいくつか含まれており、
その代替ヘリパッドを残った土地に作る、という計画があるのです。
それが「高江(たかえ)」という地区のすぐそば、
しかも6カ所も作るとのこと。。。
高江の人々は、行き来する軍用ヘリに囲まれて生活するという
怖い状況になってしまいます。
住民の数は約160人。
しかし数の大小ではありません。
戦争をする為の施設が
生活しているすぐそばにあるという現実を
皆さんはどのように感じるでしょうか?
私は特に一連の沖縄米軍基地問題にたいして
反対運動などをしているわけではありませんが
「知らなくては」と常々思っています。
この現状をひとりでも多くの人に知ってもらう為に
今回はこの話題を取り上げました。
「高江 ヘリパッド」で検索すると
たくさんのブログや記事が出てきます。
知ってください。
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